電気学会全国大会講演要旨
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27 MJ級マルチコイルに向けた6 MJ級シングルコイル設計
◎水落 空・葛 雅志・安藤憲之介・高尾智明・谷貝 剛(上智大学)・新冨孝和・槙田康博(高エネルギー加速器研究機構)・津田 理・宮城大輔(東北大学)・岩城勝也(岩谷産業)
太陽光発電等の再生可能エネルギーの出力は、天候に左右され変動する。そこで我々はSMES、燃料電池、電気分解装置で構成される先進超電導電力変換システム(ASPCS:Advanced Superconducting Power Conditioning System)を用いて再生可能エネルギーの変動を補償することを提案し、実用化を目指している。 本研究では、SMESの規模を27 MJ / 600 kWとし、コイル構造は漏洩磁界を少なくするために4ポールマルチコイルを対象とした。解析には汎用シミュレーションソフトウェアであるCOMSOL Multiphysicsを用いて、貯蔵エネルギー6 MJとなるシングルコイルの設計を行い、経済性に影響する必要導体量を比較した。本研究では、必要導体量が最小となるのは内径1.44 m 、外径2 m 、高さ0.28 m にしたときであった。