電気学会全国大会講演要旨
5-117
鉄道用直流超電導ケーブル温度解析の一考察
○西原太一・星野 勉(明星大学)・富田 優(鉄道総合技術研究所)
国内鉄道において主たる送電方法は直流であり,この系統への直流超電導ケーブルの導入が検討されている.しかしながら直流超電導ケーブルは事故時のS/N転移の挙動が不明確なため,事故時において銅保護層のみで対応が可能な設計となっている.そのため過剰量の銅保護層により導入コストも高価となり,導入の妨げの一因にもなっている.そこで事故時の直流超電導ケーブルの温度変化の解析を行い,銅保護層の削減を目指した.まず事故時の挙動を解析するため,直流超電導ケーブルを構成するBi系超電導線材単体においてS/N転移を模擬できるモデルを構築した.次に作成したモデルを用いて直流超電導ケーブルの温度変化について解析を行った.