電気学会全国大会講演要旨
5-015
PM形バーニアモータの出力特性について〜鉄心積厚の増加による出力特性の改善〜
○片岡康浩・高山正和(秋田県立大学)・松島由太郎(元 静岡大学)・穴澤義久(秋田県立大学)
低速で大トルクを発生させるダイレクトドライブ用モータとして,石崎氏が考案したPM形バーニアモータが開発されている。本論文では,PM形バーニアモータの出力式に基づき,出力特性を改善する設計方法を示す。すなわち,鉄心積厚を増加する設計により,最大出力を低下させずに出力特性を改善する。運転電圧200Vで運転したときの出力特性を有限要素解析により直接計算し,鉄心積厚が出力特性に与える影響を検証する。結果,鉄心積厚を60mmより70mmへ増加させることにより,最大出力3.0kWを低下させずに定格出力2.0kWにおける力率を100%に改善できることを報告する。