電気学会全国大会講演要旨
4-241
高温超電導コイルを用いた低周波大容量用非接触給電システムの検討
◎井上良太・宮城大輔・津田 理・松木英敏(東北大学)
大容量用非接触給電システムは,蓄電池を備えた電気自動車や電気鉄道など大型機器への適用が期待されており,様々な研究が進められている。しかしながら,現在の銅コイルを用いた非接触給電は,数百kHzの高周波電流を流すことで伝送効率の低下を抑制しているため,表皮効果やスイッチング速度の影響から大容量化が容易ではない。そこで,低周波領域において極めて抵抗値が低い高温超電導コイル(HTSコイル)に着目し,低周波大容量用非接触給電の可能性について検討を行っている。本稿では,銅コイルと同形状のHTSコイルを用いて,HTS線の電磁特性が非接触給電の伝送効率に与える影響について検討を行った。