電気学会全国大会講演要旨
4-220
発電要素が存在する状況下での行列分解による機器別消費電力推定に関する検討
◎宮澤歩夢・松本眞子・藤本 悠・林 泰弘(早稲田大学)
電力需給バランス安定化の観点から,家庭内におけるエネルギーマネジメントシステムに基づく需要の能動化が重要視されている.機器毎の電力需要を把握する方法として,分電盤に電力計を設置して総消費電力量を計測し,機器毎の電力需要を推定する手法が提案されている.しかし,家庭へのPVや蓄電池の普及が進む中,発電要素を含んだ状況で正味の総電力量を対象とした機器別消費電力推定の研究は進められていない.本稿では,家庭内にPVが存在する状況を想定し,宅内の正味の総消費電力量から,PVの発電量及び各機器個別の消費電力量の内訳を推定することを目的に,非負値行列分解により想定する機器群の消費電力量や発電量を反復的に求める推定手法を提案する.