電気学会全国大会講演要旨
4-105
絶縁型DC-DCコンバータにおける2MHz高周波スイッチングの効率検証
◎青木宏輔・船渡寛人・春名順之介(宇都宮大学)・小笠原悟司(北海道大学)・岡崎文洋・三原輝儀・中村司朗・菊地義行(カルソニックカンセイ)
半導体スイッチングデバイスの発展に伴い,大電力絶縁型DC-DCコンバータにおいても,そのスイッチング周波数帯を数MHzまで高周波化する取り組みが報告されている。著者らは,DC-DCコンバータとして入力電圧100V ,出力電圧14V(定電圧制御あり) ,出力容量150Wの仕様を備える電流共振型ハーフブリッジDC-DCコンバータにおいて,スイッチング周波数2MHzとして動作検証を行った。本稿では,この2MHz駆動DC-DCコンバータにおいて出力電流を1Aから13Aまで可変した場合の変換効率測定を行ったので報告する。