Dual Active Bridge dc-dcコンバータにおいて，高周波化による小型・軽量化を目指すため，広いソフトスイッチング範囲を実現できるCombined Pulse-width Modulation (CPWM) 制御について実験による検証を行った。本研究では，CPWM制御における各制御のパラメータを変圧比と位相シフト角を変数とした数式にすることで，各制御の遷移を明確に示した。SiC MOSFETを用いた実験の結果，スイッチング周波数80 kHzにおいて従来のPhase Shift制御に比べて約30%ソフトスイッチング範囲が広くなり，出力全体で効率改善が見られ，最高効率は約10％の効率改善であった。