電気学会全国大会講演要旨
4-073
高調波注入方式36ステップ三相ダイオード整流回路の開発
◎春日 衛・枡川重男(東京電機大学)
コンデンサインプット形三相ダイオード整流回路の入力電流波形は高調波を多分に含む。この高調波成分を軽減する方式の一つに多段多重方式がある。この方式は,他の方式に比べスイッチング損失や電磁ノイズが少ないといった特徴を持つ。しかしながら,入力端電圧を正弦波に近づけるほど,三相整流回路と三相変圧器を多数台必要とするため,装置が大規模となりコストや体積が増加する。そこで,筆者らは1つの三相整流回路に簡単な補助回路を追加するだけで,入力端電圧を36ステップ波形に改善する方式を検討した。本論文では,提案方式のシミュレーション結果を報告する。