電気学会全国大会講演要旨
4-069
三相誘導電動機の速度制御と電流制御を併合したILQ最適速度センサレス制御
◎星川祐大・大盛秀仁・高見 弘(芝浦工業大学)・中村雅史・岡本徹也(東芝三菱電機産業システム)
一般に,誘導電動機の速度センサレス制御は電流マイナーループと速度制御ループで構成されるが,安定な制御において,電流マイナーループのゲインが大きくなり,ロバスト性や耐ノイズ性が低下する。他方,電流制御と速度制御を併合した制御系はゲインが低く抑えられ,従来のマイナーループ方式よりもロバスト性や耐ノイズ性を高められることが期待できる。この併合方式において,最適性の保証とゲイン調整が容易なILQ設計法による方式が提案されているが,PI制御とILQ制御の定量的な評価はされていなかった。そこで,本稿では併合方式の制御系のロバスト性を検証するため,PI制御とILQ制御についてシミュレーションで比較し,評価を行った。