電気学会全国大会講演要旨
4-061
6台のカスケード変換器を用いたDVRの瞬時電圧低下時における制御法
◎田中優宇・藤田英明(東京工業大学)
本論文では,6 台のカスケード変換器を用いた瞬時電圧低下補償装置(DVR) の,パワーフローに基づいた制御法を提案する。電源と負荷との間でV結線した2つのカスケード変換器で表される等価回路でのパワーフローから直流コンデンサ電圧を一定にするために必要な循環電流を導出し,その値をフィードフォワード補償することで,瞬時電圧低下時における直流コンデンサ電圧制御の過渡特性を改善する。その結果,直流コンデンサの容量を低減できることを明らかにする。提案制御の有効性・妥当性は,200 V, 2kW ミニモデルを用いて実証する。