電気学会全国大会講演要旨
4-049
静電容量を用いたSRモータのセンサレスロータ位置検出の一種法
◎前原良祐・史 一鳴・山本健司(静岡理工科大学)
スイッチトリラクタンスモータは構造が簡単で永久磁石を必要としない為,高温環境下での動作が可能である。しかし,他の同期モータと同様に,ロータ位置検出をする必要があり,このために必要となるロータ―リエンコーダが信頼性向上の妨げになる。ロータリエンコーダを使わずにSRMのロータ位置を検出することを目的とする。 そこで,SRMのギャップ間静電容量を用いたロータ位置検出の手法としてSRMの両軸にトロイダルコアを入れてインピーダンス測定を行い磁極位置を検出行った。 回路シュミレーションを行い,周波数を共振させて,静電容量を変化させた。また,2極2スロットのSRMの静電容量の計算を行い静電容量の変化を得た。これにより磁極位置検出を行ったので解説する。