電気学会全国大会講演要旨
3-109
リポソーム-バイオ分子間相互作用検出用誘電分散解析システムの構成:アレイセンサシステムの作製
◎吉川知貴・川崎雅大・張 子洋・山下 馨・野田 実(京都工芸繊維大学)
本研究では、異なる評価対象バイオ溶液を注入した複数の小型化試験管を集積配置し、各誘電分散特性を自動・連続で評価することができる4×4アレイ測定システムを新たに考案・作製することにより、誘電分散解析によるリポソーム-バイオ分子間相互作用の評価の高速化・効率化を目指した。作製したアレイデバイス上の全てのセルに同一濃度のアセトンを注入し測定した結果、各セル内のアセトンの誘電スペクトルがセルの位置によらずほぼ一定の値を示していることが確認されたため、本アレイ測定システムを用いることにより、種々脂質種リポソームと分子種・濃度の異なるターゲットバイオ分子の相互作用が効率的に検討可能であることが示唆された。