電気学会全国大会講演要旨
3-103
空間分割並列ロックイン計測による匂いバイオセンサ測定システム
◎祐川侑司・Totok Mujiono・中本高道(東京工業大学)・光野秀文・中島裕子・神崎亮平(東京大学)・三澤宣雄(豊橋技術科学大学)
我々はこれまでに嗅覚受容体発現細胞を利用し,高感度・高選択性を目指した匂いセンサシステムを構築してきた。また,ロックイン計測により検出感度の向上に成功している。本研究では細胞画像を空間的に分割し,それぞれにロックイン計測を適用することで,匂いセンサアレイの実現可能性を検討した。実験の結果より,本手法が有効であるということを確認した。