電気学会全国大会講演要旨
3-085
新方式3Dプリンタの基礎的な検討
◎横山智哉・松尾一壽(福岡工業大学)
インクジェット技術は文字、画像などX-Y軸方向の記録を行う装置として研究開発がなされてきた。しかし近年、X-Y軸の平面記録をZ軸方向に積み重ねた3Dプリンタの出現に至っている。 この3Dプリンタ技術の応用の試みは医療、工業などを始め極めて広範囲な分野に及び注目を浴びている。これらの傾向は、今後増加していくものと推測される。3Dプリンタの方式の造形方法として熱溶融や光造形、インクジェットなどが提案されている。 このような背景に基づき新方式による3Dプリンタとして静電形インクジェットに特有なインク飛翔について着目した。