電気学会全国大会講演要旨
3-082
プレイアウト履歴を使用する囲碁アルゴリズムの提案
◎川合 諒・伊藤 雅(愛知工業大学)
コンピュータ囲碁において最近の主流となっている手法にモンテカルロ木探索がある。この手法の登場により棋力が大幅に向上したが、近年になると棋力の向上が停滞した。そこで、モンテカルロ木探索の問題点の1つであるプレイアウトの結果から勝敗のみを使用している点に着目した。 プレイアウトの結果を終局面、手番、勝敗などをすべて記憶、蓄積させ利用することを検討する。具体的にはプレイアウトを履歴として記録し、終局面を攻め合いの起きている位置の把握し評価するために、手番を着手のタイミングによって手の価値に差を持たせるために使用する。このように勝敗以外の評価を含めて探索を行う囲碁アルゴリズムを提案する。