電気学会全国大会講演要旨
3-077
FACT-Graphを用いた特許文書の可視化分析
◎由藤卓也・佐賀亮介(大阪府立大学)
企業が最適な知的財産戦略を構築・実行する上で、特許情報の分析は非常に重要である。将来、価値が高くなりそうな特許を重点的に出願することができれば、費用の削減を行ないつつ、効率的に技術開発を行なうことができると期待されている。しかし、文書のままでは必要な情報を引き出すことは非常に難しい。そこで、本研究では、時系列データを用いたテキストマイニングのツールである、FACT-Graphを、R言語によって実装し、特許文書の可視化分析を行なった。ある1年分の「放送通信」に関する特許文書を、FACT-Graphを用いて可視化分析を行った。