電気学会全国大会講演要旨
3-074
地方線区用運行情報提供装置の開発
◎山盛憲一・藤澤貴史(東日本旅客鉄道)・佐々木忠久(新陽社)
鉄道では列車の運行に障害が発生するとダイヤの乱れや運転見合せが発生し、駅社員や案内設備によってお客さまに列車の運行情報等を提供している。しかし、当社の地方線区には無人駅や委託駅が多く、駅社員による運行情報の案内ができない。その為、無人駅や委託駅には、有人駅からの放送案内と、文字情報により異常時情報を伝達できる装置(以下、異常時情報装置)で、30分以上の列車の遅れに関する情報(以下、異常時情報)をお客さまに提供している。しかしながら、列車の在線位置や列車がどの程度遅れているか等の詳細な運行情報が提供できておらず、お客さまからの情報提供の要望が多い。 本開発では、当社がインターネット上で提供している列車運行情報サービス「どこトレ」(以下、どこトレ)と連携し、無人駅や委託駅の待合室等で列車の在線位置や列車の遅れ時間等の運行情報をディスプレイにより視覚的に提供すると共に、高齢者や知覚障害者に対して音声で案内可能な運行情報提供装置を開発した。