電気学会全国大会講演要旨
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覚醒度の推定を目的とした高感度MIセンサによる脳磁場計測
◎酒井雄規・滝谷貴史・内山 剛(名古屋大学)
日本における交通事故の原因は、依然として漫然運転や脇見運転といったドライバの不注意によるものの割合が高い。そのため、今後さらなる交通事故の減少を目指すにはドライバの覚醒度を計測する技術(ドライバモニタリング技術)の導入が必要であると考えられている。本研究では、磁気インピーダンスセンサ(MIセンサ)による脳活動の測定と皮膚電気活動(SPL)から覚醒度の推定が可能かどうか検討した。実験の結果、睡眠から覚醒への移行に伴い、SPLの減少および、θ波の減少、α波/β波の逆転が見られた。そのため、今後さらにデータ数を増やすことで、覚醒度の定量的な評価を行うことができる可能性がある。