電気学会全国大会講演要旨
2-105
PLD法により作製したPr-Fe-B系ナノコンポジット磁石膜の磁気特性ならびに微細構造に関する研究
◎山下昂洋・大島修一・柳井武志・中野正基・福永博俊(長崎大学)
我々は過去に,PLD(Pulsed Laser Deposition)法により数10 μm厚の等方性Nd-Fe-B/α-Fe積層型ナノコンポジット磁石膜を実現している。本研究では,室温での飽和磁化値がNd-Fe-B相に比べ低いものの,結晶磁気異方性定数がNd-Fe-B相に比べ1.5倍程度の値を有するため,ナノコンポジット磁石のハード相としての利用が期待されるPr-Fe-B相に着目し,Pr-Fe-B/α-Fe積層型ナノコンポジット磁石膜の作製を試み,その磁気特性ならびに微細構造を評価・観察したので報告する。