電気学会全国大会講演要旨
2-096
セラミックゾルを用いた接着コアの磁気特性
◎平野雅貴・尹 己烈・柳瀬俊次・大矢 豊(岐阜大学)
一般的にモータは、加工した電磁鋼板をカシメ、溶接、焼きばめ等の積層固定を行なって作製される。これらによってモータの電磁鋼板内には応力が残留し、鉄損が増加するためモータの効率低下につながる。一方、積層固定による残留応力を抑えるために有機接着剤を用いた電磁鋼板の接着固定も採用されている。しかし、有機接着剤は高温熱処理に弱いため、700℃以上で行なわれる歪取焼鈍ができず、加工による残留応力を除去できない。前回の電気学会では、歪取焼鈍が可能であるセラミック前躯体を熱処理することで電磁鋼板を積層固定させた。今回、セラミック前躯体をセラミックゾルに変更し、作製した試料の磁気特性をカシメによって積層固定した試料と比較検討した。