電気学会全国大会講演要旨
2-094
方向性電磁鋼板の低磁気ひずみ化技術
◎若林大輔(日本文理大学)・榎園正人(ベクトル磁気特性技術研究所)
低損失かつ低騒音な電気機器を開発するためには、低鉄損で低磁気ひずみな電磁鋼板の使用が求められる。著者らは、既存の方向性電磁鋼板にレーザー処理を行うことで最大約50%程度鉄損を低減させたベクトル磁気特性制御材を開発した。本論文では、ベクトル磁気特性制御材の二次元磁気ひずみについて報告する。本材料は、低鉄損かつ低磁気ひずみであることが測定から確認された。