電気学会全国大会講演要旨
1-092
ループ型Ar/O2誘導熱プラズマによるSi基板表面の長尺一様酸化の圧力依存性
◎土谷拓光・入江寛光・丸山裕司・Suan Tial Mai Kai・田中康規・上杉喜彦・石島達夫(金沢大学)・幸本徹哉・川浦 廣(シー・ヴィー・リサーチ)
従来の円筒型誘導熱プラズマは高速表面処理に応用可能であるが,大面積化が困難という問題がある。筆者らはこれまでに,熱プラズマによる大面積プロセスを目指し,ループ型トーチを使用したループ型誘導熱プラズマ装置を開発している。この装置はループ型トーチを円型コイルにより挟み込み,トーチ面に垂直な交番磁界を印加して誘導熱プラズマを維持するものである。このループ管内で誘導熱プラズマを発生・安定維持できることを確認している。このループ型誘導熱プラズマの一部を基板の表面上に生成させることで,横方向に長い処理が可能となる。本報告では,圧力を変化させてSi基板の酸化試験を行い,酸化膜が横方向に一様となる条件を探索した。その結果,変動幅が28.7%となるような酸化膜を生成できた。