電気学会全国大会講演要旨
1-067
静電容量型放電発光のJPEG画像と放電エネルギーの関係に関する基礎検討
◎阿部凌太・淵崎貴之・白石智也・大塚信也(九州工業大学)・西 孝裕樹(富士重工業)
筆者らはこれまでに、部分放電(PD)エネルギーを発光強度観測波形から評価する光学測定手法を提案しており、それらは航空機雷撃試験に適用できることを示している。一方、火花放電を定量的に評価するためにCCDカメラでの画像処理をすることによって輝度値と点火エネルギーとの関係を求めているものもある。本論文では容量性放電発生器を用いて、デジタルカメラによる放電の発光静止像を取得し、画像処理を行うことにより放電の輝度と充電エネルギーの関係性を求め、検討を行った。