電気学会全国大会講演要旨
1-044
低圧ヒューズ線の熱画像測定
○直江伸至・高柳 景・池田佳吾(金沢工業高等専門学校)
本研究では低圧ヒューズ線の溶断までを熱画像がどのような変化するかを捉えることにある.サーモカメラは熱または温度を2次元的に表示することができ,最近では比較的安価で高精度に表面温度測定することができるようになってきた.本研究室では以前より低圧ヒューズ線が溶断する過程に興味を持っており,熱画像をサーモカメラによって測定してきた.前報告ではスイッチホルダー内にヒューズ線に弛度がある状態と張力状態での実験結果を示した.今回は,弛度がある状態と張力状態の60回のヒューズ熱画像結果を検討した.