電気学会全国大会講演要旨
1-043
テラヘルツパルス波反射エコーの逆畳み込みを用いたエポキシ樹脂膜の表面粗さ計測
○布施則一・福地哲生(電力中央研究所)・水野麻弥・福永 香(情報通信研究機構)
不透明な塗膜下で生じる鋼材腐食に対しては,鉄錆がTHz波を強く吸収する性質を利用し,THzイメージングにより非破壊で明らかにできる。ただし,塗装等に使われている塗膜の経年劣化において,表面の光学特性に変化が生じる上,表面あれが生じる。これらは上記THzイメージングデータに影響をおよぼす。本研究では,モデル試料としてのエポキシシートを用い,THz波の反射パルスを周波数解析し,上記表面あれ等を評価した。表面と裏面の反射エコーが重なりあい,周波数解析に影響をおよぼすことから,デコンボリューション処理によりこれを除去した。