電気学会全国大会講演要旨
1-032
レーザーによるコンクリート構造物内部欠陥高速遠隔検査技術の開発
◎倉橋慎理・北村俊之・島田義則・コチャエフオレグ(レーザー技術総合研究所)
レーザーを用いた社会インフラの遠隔検査技術の開発を行っており、実用化には検査の高速化が求められている。 パルスレーザー、レーザー干渉計、ガルバノミラーからなる計測装置の開発を行い、得られた結果をリアルタイムで解析し、検査対象の健全性をその場で表示可能な高速レーザー計測システムを構築した。本システムを用いて、コンクリート供試体内の人工欠陥を検出する実験を行い、高速に健全性評価が行える事を示した。