電気学会全国大会講演要旨
6-220
マルチエージェントシステムを用いた自律的電圧制御における非同期動作に関する研究
◎細田尚吾・餘利野直人・造賀芳文・井上幸志郎・佐々木 豊(広島大学)・渡辺雅浩(日立製作所)
本研究では、これまでにタップ機器を含む電圧制御機器に対し、自律分散制御に適した制御指標(指標S)を開発した。さらに、この成果を拡張して自律型ネットワークの構築を目標とした電圧制御方式を検討してきた。これまでの研究では,自律型ネットワークにマルチエージェントシステムを採用し研究を進めてきたが,各エージェントは同期的な動きであった.しかし環境によっては通信速度の違いなどにより全エージェントが同時にメモリの書き込みや電圧測定を行えない場合,同期動作が行えず制御が不安定になる可能性がある.そこで本稿ではエージェントに動作条件を付け非同期的に動かし,安定した非同期動作の制御の検証を行った.