電気学会全国大会講演要旨
6-201
PV出力間の相関を考慮した配電線における電圧変動の検討
◎佐々木達寛・菊地紘平・七原俊也(東北大学)
PVは天気に出力が依存し,異地点での天気の相関は離隔距離などにより決まる。そのため,PVによる電圧変動を分析する時は離隔距離により変化する相関を考慮する必要がある。 本研究では,相関係数を用い配電線における電圧変動の標準偏差の理論式を導出する。また,実データから得られた相関係数と距離の累積度数分布を用い相関係数と距離の近似式を導出し,その相関係数を理論式に代入し配電線全体の電圧変動について相関係数別に検討した。