電気学会全国大会講演要旨
6-199
発電機自立運転時における負荷投入の影響に関する研究
○松井雄輝・辻 隆男・大山 力(横浜国立大学)・進士誉夫・田所真之(東京ガス)
近年,電力系統において再生可能エネルギーを利用した分散型電源の導入が増加している。分散型電源の普及によりマイクログリッドといった小規模ネットワークが将来的な系統モデルの一つとして期待されている。 マイクログリッドを形成することにより,大規模停電時に上位系統から自立して運転を行うことで,マイクログリッド内の電力を供給することが可能となる。しかし,マイクログリッドにおいて発電機の自立運転を行う場合,負荷を投入する際に周波数・電圧等に影響を与えることが予想される。そこで本研究では,小規模系統において様々な負荷投入シミュレーションを行うことにより,最適な負荷投入方法の検討を行う。