電気学会全国大会講演要旨
6-176
負荷供給系統への階層的分散協調型電圧制御手法の適用検討
◎北原 遼・樋口義樹・川副隆一・青木 睦(名古屋工業大学)・中地芳紀・野本 哲(中部電力)
現在の負荷供給系統を対象とした電圧・無効電力制御では,変電所毎に電圧監視・制御を行っている。そのため,電圧階級の異なる変電所間において協調が取れておらず,各変電所のタップ制御機器や調相設備の調整範囲を超える場合や上位変電所と下位変電所の制御機器が同時に制御動作する場合において,電圧を適正に維持できない可能性がある。 そこで、本研究ではこれらの事象においても電圧を適正範囲に維持することを目的とし,従来の個別VQCに加え,電圧階級の異なる変電所間で必要に応じて通信を行い,協調する分散型電圧制御手法を提案する。