電気学会全国大会講演要旨
6-085
数値予報モデルによる前日日射予測の大外れの予兆
○大竹秀明・高島 工・大関 崇・Joao Gari da Silva Fonseca Jr(産業技術総合研究所)・山田芳則(気象研究所)
気象庁メソモデル(MSM)の日射量予測値について、予測誤差の検証結果や、予測誤差情報からの日射量予測値に対する信頼区間の推定を行ってきた。しかし、電力系統のような広域エリアでのUCでは、前日予測におけるPV発電量または、日射量の大外れは運用の安全性や経済性のためにも避けたい事例である。そこで、本稿では数値予報モデルによる日射量予測の大外れの事例解析を行い、実際に日射量予測の大外れにはどのようなケースがあるのかを調べた。