電気学会全国大会講演要旨
6-063
電磁波放射源可視化装置による大型電力変換装置駆動時の電磁環境ノイズの基礎検討
◎濱崎大夢・大倉靖之・淵 遼太・大塚信也(九州工業大学)・坂田好隆・福島宏樹・吐合一徳(安川電機)
電力機器の絶縁診断やEMIの測定において、電磁波放射源の位置標定技術が必要とされており、これまで、電磁波発生位置を容易に理解し、且つ結果の妥当性を直ちに判断出来る電磁波放射源の可視化装置の開発を行ってきた。本電磁波放射源可視化装置を様々な機器に適用した際に適用した機器においてどのような結果が得られ、適用の可否を理解することは重要である。そこで,本研究では、大型電力変換装置動作時のUHF帯を中心とする電磁環境ノイズの測定に本電磁波放射源可視化装置を適用し、電磁環境ノイズ特性の評価ならびに発生源の可視化評価を試みた。