電気学会全国大会講演要旨
6-045
CO2ガス流中アークにおける消弧限界の上昇特性に関する検討
◎藤田崚介・横水康伸・松村年郎(名古屋大学)・真島周也・内井敏之(東芝)・鈴木克巳(東京電機大学)
電力用ガス遮断器におけるSF6代替消弧ガスとして,CO2は有力候補とされている。消弧限界を向上させる方法として,ガス吹き付け流量,ガス圧力,CO2へのO2混合が考えられているが,これら三つの要因の変化による消弧限界上昇特性は,定量的にはまとめられていない。そこで,本報告では,ガス流安定化アークを対象として,その上昇特性を定量的に導出した。