電気学会全国大会講演要旨
6-018
高経年GISのグリス劣化診断手法の検討
日浦正彦(四国電力)・○小山公一・加藤達朗(日立製作所)
高経年GIS(ガス絶縁開閉装置)に対する機器劣化度合いの判定方法、判定基準についてはいまだ確立されていない。今回、経年撤去品のGISを用いて、フィールドデータの検討事項が少ないグリス劣化と開閉性能との関係について着目し、グリスの劣化診断手法にを検討した。グリス成分分析と負荷トルク測定を実施し、両者に相間があることがわかり、外部から劣化状況を定量的に判断可能なことがわかった。