電気学会全国大会講演要旨
7-138
高経年154kV CVケーブルの交流絶縁特性
○高橋俊裕・小林良仁・岡本達希(電力中央研究所)・大西靖孝・西田幸香・嘉屋 健(関西電力)
154kV CVケーブルは1970年代中盤に系統導入が開始され,現段階で経年30年を超えるものも運用されるようになってきた。しかし,このような高経年154kV CVケーブルの交流絶縁性能やレッカ様相に関する調査はほとんどなされてきていない。これを受け,経年30年の撤去154kV CVケーブルの交流絶縁破壊試験を実施し,絶縁性能の低下状況を把握したので,報告する。