電気学会全国大会講演要旨
7-136
OFケーブルの絶縁性能に関する基礎的評価
○廣瀬正幸・山崎 智・福本遼太(住友電気工業)
OFケーブルは負圧時に絶縁性能が低下するため絶縁油が加圧されて使用される。負圧に伴い溶存ガスが気化することで絶縁性能が低下すると考えれば、単なる負圧の状態と気化ガスが存在する状態とでは絶縁性能が異なることになる。液体絶縁材料が気化した状況を模した試験モデルを作成し、課電時の状況を可視的に評価する方法を検討した。油層(オイルギャップ)に空気ボイドが存在する状況を模してAC短時間課電試験を行った結果、絶縁破壊の前兆として、絶縁性能に影響を与えない段階と連続的にバブル化が生じる段階とがあり、連続部分放電(バブル化の継続)が絶縁性能低下の起点となる可能性が示唆されることが分かった。