電気学会全国大会講演要旨
7-112
懸架中相で見る送電線雷撃電圧の展開形態
○宮地 巌・田中喜大・箕輪昌幸・依田正之(愛知工業大学)
変電所雷撃電圧波形の微細な変化を単純な送電線懸架中相の特異な性格で検出する新手法を提案し、確実な対応を把握した。これを雷撃発生間隔と区域保護過程のもとで展開する携帯を追求して、実測数値表と導入電圧3種類32種の波形図で示してそれぞれの性格を理解した。また変電所から見た近距離線路分岐点からの一致した反極性をおよそ7μs、30μs後に発見できた。今後は条件未知の経過判定にも利用できると期待している。