電気学会全国大会講演要旨
7-102
設備更新計画策定におけるストレス強度データ活用メリットの検討
○高橋紹大・岡本達希(電力中央研究所)
高経年設備の保守・更新計画を高度化・合理化する目的で検討を進めているアセットマネジメント支援技術の一つの検討例として、ストレス分布を考慮した上で寿命推定を行う、いわゆるストレス-強度モデルを導入することで寿命延伸、将来支出の低減をはかる手法を紹介する。試算に用いるデータは油入変圧器を想定はしているが、すべて仮想データではある。このようなデータを実際に調査・収集することで、保守計画策定上のメリットが得られることを示し、その動機付けの一つとすることを考えている。