電気学会全国大会講演要旨
7-085
シリコーンゴムの直流電圧下でのトラッキング・エロージョン発生要因について
西村誠介・○清水博幸(日本工業大学)
近年、シリコーンゴム(以下SIR)をカバー材に用いたポリマーがいしの電力系統の外部絶縁への適用拡大が期待されている。その一方、屋外での長期使用に伴う外被材の劣化(エロージョンやトラッキング等)が危惧され、適用拡大には長期性能の解明が課題となっている。 交流での試験方法では、筆者の一人西村により提案された電解液滴下法がある。しかし、電解液滴下法は交流電圧を対象とした試験法であり、直流電圧にそのまま適用することはできない。そこで、直流電圧でのSIRのトラッキング・エロージョン試験法の確立に向けた第一歩として、汚損湿潤環境での直流電圧による劣化現象の把握を試みた。