電気学会全国大会講演要旨
7-066
インパルス電圧測定システム用校正器の開発
◎菅原朋樹・脇本隆之(千葉工業大学)・宮嵜 悟・足立和郎(電力中央研究所)・石井 勝(東京大学)
我が国のインパルス電圧計測標準は定格電圧500 kVの標準分圧器を中心として構成されており,その測定の不確かさはステップレスポンス測定のコンボリューションを軸とした技術で0.3 %と評価している。この値の妥当性を別の観点から評価するために,既知の波形パラメータを持つ電圧出力を計測標準に印加可能な校正器を試作した。 この校正器に用いた素子の持つ電圧特性による発生波形の変動や測定器が持つ不確かさを評価するとともに,発生電圧の安定性,直線性などの性能試験を実施した。その結果,試作した校正器の発生波形の不確かさは波高値で0.21 %,時間パラメータで1.59 %の値が得られた。