電気学会全国大会講演要旨
7-054
太鼓山風力発電所における雷観測データを使ったJLDNの位置標定精度の評価
◎松井倫弘・原 祐司(フランクリン・ジャパン)・山本和男(中部大学)
LLSによる雷観測が日本で始まってから30年程度経過したが、Ground truth dataとLLSによる落雷の標定位置の比較検証は、あまり行われてこなかった。今回、筆者らは、京都府の太鼓山風力発電設備に取り付けられたロゴスキーコイルによる電流波高値データを入手し、全国雷観測ネットワーク(JLDN)で観測された雷データと比較することで、JLDNの位置標定精度を評価した。