電気学会全国大会講演要旨
7-052
PVシステムの出力平滑化用蓄電装置の負担を軽減する新しい制御手法の提案と検討
○伊倉康文・水野雄太・乾 義尚・坂本眞一・池之上卓己(滋賀県立大学)・田中正志(茨城大学)
太陽電池は気象条件によって発電電力が変化する電源であるため,系統連系を行う際は蓄電池併設による出力変動対策が必須となる。しかし,一般的な1次遅れフィルタを適用した出力平滑化制御手法では,太陽電池出力に比例した負担が蓄電池にかかる。そこで,本研究では,蓄電池の負担を軽減する出力平滑化制御手法を提案し,1次遅れフィルタを適用した出力平滑化制御手法と比較を行った。晴れの日と曇りの日の実際の太陽電池出力の時系列データを用いて,実験を行った結果,提案する出力平滑化制御手法は1次遅れフィルタを適用した出力平滑化制御手法と同程度の平滑化効果が得られ,かつ蓄電池の負担を軽減する制御手法であることが分かった。