電気学会全国大会講演要旨
7-051
オン・オフ制御による家庭用太陽光発電システムの発電量向上に関する研究
◎松本兼治・野村新一(明治大学)
家庭用太陽光発電システムにおけるオン・オフ制御によるMPPT運転の可能性について検討する。太陽光発電システムにおいて、太陽電池を常に最大出力で動作する最大電力点追従運転(MPPT)が重要である。しかし、太陽光パネル間の照度にばらつきが生じると、内部インピーダンスの増加により太陽光発電システム全体の出力が低下してしまう。一般的なMPPT方式では太陽光パネルの接続方法を固定している為、照度の条件によっては大幅に出力が低下してしまうが、オン・オフ制御を行い、照度の低い太陽光パネルは切り離して発電することにより問題解決が期待できる。