電気学会全国大会講演要旨
7-016
バッテリ-キャパシタハイブリッド蓄電システムのカルマンフィルタ需給予測による最適出力分担制御
◎立原 亘・中山知紀・戸田雅久・石田政義(筑波大学)・長谷川裕晃・平岡一高・柿崎信郎(日揮)
本研究グループでは、出力変動電源と負荷の需給調整を行うバッテリ-キャパシタハイブリッド蓄電システム(BACHES)を提案している。その運用方法として、緩やかな電力変動を予測してLi-ionバッテリ(LiB)の入出力を制御し、予測できない急峻な変動をLi-ionキャパシタ(LiC)によって需給調整する予測制御手法を提案し、数値計算によって有効性を評価してきた。 本研究では、BACHES実証機のLiCエネルギー貯蔵容量を最大限に活用することを目的として、提案手法の予測に用いるパラメータを決定した。その値を用いたBACHES実証機での出力分担電力供給試験によって各蓄電装置の動作を検証した結果、LiCとLiBのそれぞれの応答特性に応じた出力分担制御が可能であること、実証機のLiCエネルギー貯蔵容量を最大限に活用した運用が可能であることを示した。