電気学会全国大会講演要旨
7-005
冷却系の間歇運転と印加電圧変化運転の複合運転による熱電発電システムの冷却用電力の低減
◎中島達哉・奥 将俊・谷口将基・田島大輔・林 則行(宮崎大学)
著者らは排熱を初めとする未利用エネルギーと熱電発電モジュール(Thermoelectric module以下TEM)を用いた熱電発電試験を行っている。しかし、現状のシステムではTEMの冷却用ポンプで使用される冷却用電力が発電電力と比較して多すぎるという問題がある。これまでにその問題の解決のために冷却用ポンプの「間歇運転」と「印加電圧調整運転」の2つの手法を用いて、それぞれ冷却用電力の低減を行ってきた。そこで本講演では「間歇運転」と「印加電圧調整運転」の2つの運転方法を複合させて冷却用電力の更なる低減を行い、その効果を調べた。