電気学会全国大会講演要旨
7-004
エアコンCOPモデルの実験的考察
◎高久奏太・舟木 剛(大阪大学)
地球温暖化問題を背景とした省エネルギー化、低CO2化意識の高まりの中で、燃焼式機器と比較してエネルギー利用効率の高いヒートポンプが熱エネルギー供給機器として注目されている。ヒートポンプのエネルギー変換効率は熱エネルギー供給温度や周囲の環境温度によって大きく変化し、場合によっては燃焼式機器の効率を下回ることもある。本研究では、R410冷媒のもと作動するエアコンのCOPを実測し、ファンデルワールス型の状態方程式に基づきモデル化されたヒートポンプCOPとの比較・検討を行った。