電気学会全国大会講演要旨
3-041
手の部分的特徴を用いた勾配法によるジェスチャ認識に関する研究
◎野内佳太・濱本和彦(東海大学)
近年、コンピュータ操作を直感的に行うためにジェスチャ認識に関する研究が盛んに行われている。ジェスチャ認識には一般的にRGBカメラが用いられ環境光の影響を受けやすく、手の認識率が低化し、また、顔などの複雑背景下では手のジェスチャ認識はさらに難しくなる。そこで、本研究では勾配法を元とした形状認識法を利用することにより、これらの問題に対しロバストなジェスチャの検出を行った。この方法により、リアルタイムにおける複雑背景下での手指の検出が可能となった。