2012年総合大会 公募シンポジウム講演のお知らせ
Topics of the Symposium,at the 2012 IEICE General Conference
シンポジウム講演 提案趣旨
基礎・境界ソサイエティ
AS-1 モデリングとシミュレーションの最新動向
AS-2 ネットワーク符号化と秘密分散法
AS-3 高齢化社会のためのスマートインフォメディアシステム
AS-4 高信頼制御を支える無線通信技術
AS-5 安全・安心な生活のための情報通信システム
ADS-1 最新の3D映像技術とその品質評価
近年,ミクロやマクロの意味で人間の行動やつながりを表すバイオダイナミクス,社会ネットワーク,ソーシャルネットワークなどの新しいシステムが注目を浴びている.そのため,これらの新しいシステムの評価や最適化のためのモデリングやシミュレーションが重要である.また,モデリングを基にしたアプリケーションの開発も行われており,世の中に大きなインパクトを与えている.本シンポジウムでは,上記のような新しいシステムにおけるモデリング,シミュレーション,その応用を取り上げ,関連分野の研究成果を広く募集する.
ネットワーク符号化は,2000年に出版されたAhlswedeらの論文以降に発展してきた新しい情報理論の1分野である.特に,ノード間の通信を傍受する盗聴者を考慮した場合には,ネットワーク符号化は情報セキュリティの1分野である秘密分散法と関連することが知られている.最近になって,分散ストレージシステムの問題など,両者の新しい切り口が注目されている.本公募セッションでは,ネットワーク符号化と秘密分散法の研究者を集めて,それぞれの最新研究の発表を通じて2つの分野の研究者間の交流を図り,新しい研究の方向性を探ることを目的とする.
AS-3 高齢化社会のためのスマートインフォメディアシステム
我が国の人口に占める65歳以上の高齢者の割合は年々増加の一途をたどり,10年後には30%近くになると報告されている.このような超高齢化社会において,高齢者が快適な生活を送れるように医療,介護,生活支援の分野において各種装置の開発が行われつつある.しかし,これらは個別に開発・設計されている場合が多く,必ずしも有機的に結びついたシステムとしての開発が行われているとは言い難い.
このような背景のもとに,本シンポジウムを通して,高齢化社会に有用な情報通信機器(例:介護ロボット,補聴器,etc.)について検討するとともに,これらを有機的に結合した高齢化社会のための安心・安全システムの開発の方向についても検討を加える.
高信頼制御通信は、人を中心とした従来のICTから機械間のICT、人の命や安全性に関わる制御情報のICTの高信頼化、有無線ネットワークの統合における切れない無線、クリーンでエコな環境学習適応化等で必要となる技術です。このシンポジウムでは、信頼性の高い制御の持つ特徴から、制御から見たワイヤレス通信に対する要求条件、そして信頼性の高い制御を実現するための物理層、MAC層、およびネットワーク層などのワイヤレス通信技術に関する投稿を広く集めます。先端ICTの成果を活かしつつ、高度なICT社会を支える上でさまざまな分野で大事とされている信頼性の高い制御の実現について語り合うセッションとしたい。
AS-5 安全・安心な生活のための情報通信システム
私たちの日常生活は、東日本大震災で痛ましい被害をもたらした地震や津波、また、豪雨等の自然災害、交通事故、誘拐等児童への犯罪等の様々な脅威にさらされている。これらの被害を避ける、軽減する、さらには、大規模災害時の復興や地域再生のために、情報通信システムが果たせる役割は大きい。この安全・安心な生活のための情報通信システムに関するアドホックネットワーク構築技術、センサーネットワーク構築技術、輻輳制御技術、高信頼無線アクセス技術、コグニティブ無線技術、広帯域無線伝送技術、ネットワーク設計技術、最適配置技術、ITS技術などの研究成果、及びこれらの技術を実際に役立つものとするための災害情報学、災害時行動心理学、危機管理情報学などの研究成果を集め、質疑・討論を行うシンポジウム
近年、3Dディスプレイが一般家庭に普及し始めています。また、超臨場感システムに関しても3Dを中心にその研究が進められています。一方で、MPEGでは自由視点を構成するための新しい符号化方式の標準化が進められており、符号化方式の選択にあたってはその画質・符号化効率は分けて考えることはできません。このようなタイミングで、3D画像の入力・処理・符号化・伝送・評価に関連する技術者が一堂に会して、互いの最新の研究成果を共有し、今後の展望について議論します。
通信ソサイエティ
BS-1 アレーアンテナのハードウエアに関する技術
BS-2 災害対策に活用できる宇宙技術
BS-3 Management and Control Technologies for Innovative Networks
BS-4 スマートコミュニティ実現に向けたネットワーク技術
BS-5 自然エネルギー活用を推進する電源・制御技術
BS-6 震災時のインターネット~役に立った技術・ノウハウと使えった技術・製品~
BS-7 電力不足時代のスマートな節電テクノロジー
BS-8 ネットワークソフトウェア特別ポスターセッション
BS-9 医療・ヘルスケアのための情報通信技術
BCS-1 新たな展開をみせる無線電力伝送技術とそれを支えるデバイス
BDS-1 クラウド時代の情報通信サービス品質
BS-1 アレーアンテナのハードウエアに関する技術
MIMO,マルチビームアンテナ,ビームフォーミング,到来方向推定技術を移動通信端末や無線LANに導入することにより,通信速度の高速化,信頼性向上,高機能化が可能となると期待されている.端末にアレーアンテナを搭載する場合,実装面積が小さいことが望ましい.しかし,アンテナ間隔が狭くなるとアンテナ素子間相互結合の影響により効率低下などの問題が発生する.このためにデカップリング回路やキャリブレーション技術を実用化するための研究が必要である.また端末であるがゆえに人体の影響も大きく,さらに偏波特性も含めた端末アレーアンテナ設計のための伝搬評価や評価環境も重要である.加えて,中継局のハードウエアや同時送受信のためのアレーアンテナ構成,近距離MIMO中継技術も議論すべき重要なテーマである.本シンポジウムではこのような背景を踏まえて,アンテナ,伝搬,給電回路などの端末アレーアンテナのハードウエアに関する最新技術について広く論文の投稿を公募し,現状の技術課題及び今後の技術展望についてディスカッションを行います.
2011年3月11日の東日本大震災およびそれに伴う津波は、我が国に甚大な被害をもたらした。さらに台風、噴火、洪水など、今後も多様な災害に備える必要がある。情報通信や観測技術の発展により、災害の観測、災害発生予測や警報など被害軽減、災害後の人命救助支援などさまざまな技術が提案されている。
本セッションではこの中で特に測定や宇宙応用技術を利用したものに焦点をあて、今後のさらなる発展に繋げることとしたい。
BS-3 Management and Control Technologies for Innovative Networks
近年,将来のICT基盤となる新しいネットワークの構築に向けた研究が盛んに行われている.そこではより一層の高速性・安定性・安全性・スケーラビリティが求められ,特にQoS/QoE技術,ネットワーク仮想化,無線/光通信技術,障害復旧技術,セキュリティ技術などに関するブレイクスルーが必要不可欠である.そこで本シンポジウムでは,このような革新的なネットワークのための管理・制御技術に関する最新の研究発表・討論を行う.
BS-4 スマートコミュニティ実現に向けたネットワーク技術
エネルギーを有効活用し、省エネと快適な生活の両立を実現するスマートコミニティの実現に向けた動きが活発になっている。
スマートコミュニティ実現には、発電所・変電所・ビル・電気自動車のような設備インフラをクラウド等の情報報通信技術で統合することが必要であり、これまでのPCや携帯電話向けとは異なる要求条件が存在する。例えば、発電所のような高信頼なリアルタイム制御に供することが可能なネットワーク技術が求められる。
本シンポジュームでは、スマートコミュニティ実現に向けたネットワーク制御およびハードウエアを中心とする最新技術の発表・討論を行う。
BS-5 自然エネルギー活用を推進する電源・制御技術
東日本大震災で発生した原発問題、電力不足は今後の世界のエネルギー政策に大きなインパクトを与えるものになりそうです。今回の問題を受けてエネルギー源の多様化が議論されるようになり、CO2を排出せずクリーンエネルギー化の要請にも適合している自然エネルギーは有力な候補として取り上げられています。しかしその能力を最大限活用するにはまだ技術的な課題があります。風力、太陽光、その他の自然エネルギーを有効活用するには、インバータ、コンバータ、デバイス、バッテリー、逆潮流制御、高信頼化等の電源関連技術が必要不可欠であり、今回課題として、これら自然エネルギーの本格活用を推進する電源・制御技術を取り上げ議論を深めます。
BS-6 震災時のインターネット~役に立った技術・ノウハウと使えった技術・製品~
先の東日本大震災において、さまざまなインターネット技術が利用されてきました。その中で実際に役に立った技術・ノウハウとともに、うまく活用できなかった技術・製品も存在することが明らかとなりました。本セッションは、今後、震災復興地域や開発途上国などで、どのような技術が有用なのか、現場での活動から得られた知見を共有することを目的としています。本セッションに関連する関連の方々からの発表をお待ちしております。
BS-7 電力不足時代のスマートな節電テクノロジー
近年、環境維持の観点で節電が叫ばれてきたが、東日本大震災による深刻な電力不足により、今後さらなる節電が求められる。また、それと同時に新たなエネルギー源の確保が急務となっている。現状を打破し、今後の日本を支える革新的なエネルギー技術について議論する。
BS-8 ネットワークソフトウェア特別ポスターセッション
本セッションはネットワークソフトウェアに関する研究を対象とし,ポスターセッションの形式を取ることで,講演者と聴講者との間でフェース・トゥ・フェースの活発な議論を行うこと目的とする.講演者は現在進行中の研究について議論を行い,ここで得られたアイデアを自身の研究にフィードバックすることが期待できる.また,聴講者は都合の良い時間帯に自由にセッションに参加することができる.萌芽的な研究に関する議論に主眼を置くため,予稿はシンポジウム講演の位置づけではあるが1ページ程度でもよい.また,本セッションにおける優秀な発表に対してネットワークソフトウェア時限研専から優秀ポスター賞を授与する.選奨規定等はネットワークソフトウェア時限研専のウェブサイトを参照されたい.
近年、医工連携による医療情報通信技術に関する研究プロジェクトが様々な機関で進められている。しかし、情報通信技術の観点から研究成果を発表討論する適切な場が十分あるとは言いがたい。そこで、医療情報通信技術に関する最新の研究成果を広く一般から募集し、発表討論する場として、本シンポジウムを提案する。また、専門家による依頼講演により医療情報通信の研究ニーズ・シーズを紹介し、研究コミュニティの一層の拡大を図ることも併せて狙いとする。
BCS-1 新たな展開をみせる無線電力伝送技術とそれを支えるデバイス
無線電力伝送技術は、従来から使われているマイクロ波による伝送のほか、近年急激に立ち上がりつつある電磁誘導型や共鳴型等の新たな手法の研究が進捗しつつある。これらの技術は一方では家庭内の電源を含めたワイヤレス化から、宇宙太陽発電衛星に至るまで、幅の広い応用分野と広大な市場の可能性を秘めている。本シンポジウムにおいては、このような無線電力伝送技術の新たな展開、およびそれを支えているデバイス技術に関して講演を募集し、これらの研究者・技術者に情報交換の場を提供する。
新たな情報通信サービス基盤としてクラウドコンピューティングによるサービス提供が普及しているが、利用者の観点からのサービス品質の評価・管理・制御技術の検討はまだ不十分である。そこで本シンポジウムでは、クラウド時代の情報通信サービスを、ネットワークから計算資源、データ、その上で動作するアプリケーションまで含めた総合システムとして捉え、その品質に関する議論を行う。具体的には、クラウド基盤上の情報通信サービスを支える仮想化、ライブマイグレーション、データベース管理、モニタリングなどの各種技術から、SOAやアプリケーションレベルでのサービス選択・連携、SLA、知財・ポリシー管理まで、広く論文を募集する。
エレクトロニクスソサイエティ
CS-1 FDTD法および関連手法の最近の進展と応用技術
CS-3 コネクタおよび電気接点関連技術の最新動向 −直流から高周波までー
CS-4 現在および将来における情報ストレージ技術の要素技術
CS-5 有機分子の特性を活かした材料評価技術とセンシング技術
CS-6 エレクトロニクスシミュレーション技術に関する最新動向
BCS-1 新たな展開をみせる無線電力伝送技術とそれを支えるデバイス
CS-1 FDTD法および関連手法の最近の進展と応用技術
コンピュータ処理速度の飛躍的向上により、FDTD法を中心とするグリッド型の数値電磁界解析手法が広く研究されている。オリジナルのFDTD法はその汎用性から広い分野に応用され、現在でも適用分野の拡大に向けた技術研究が行われている。また近年になり、離散時間幅の制限のないADI-FDTD法やLOD-FDTD法が提案され、応用分野が一層拡大している。更に、CIP法といった他のグリッド型の時間領域手法も提案されるなど、FDTD法とその関連手法の研究は今後も注目すべきテーマである。本シンポジウムは、FDTD法とその関連手法の開発から各種分野への応用に関する研究者や技術者が一堂に会して、その最新動向や現在抱えている課題について討論を行い、知見を広めることを目的に提案するものである。
CS-3 コネクタおよび電気接点関連技術の最新動向 −直流から高周波までー
電子機器デバイスのデジタル化、小型化、信号の高速化などにより、コネクタなどの接続技術への信頼性の要求は厳しくなっている。また、スマートグリッド(次世代送電網)構想により、直流の高電圧・大電流を開閉する要求が急速に高まっている。確実かつ安全に直流回路を開閉するためには、電気接点に新技術の展開が求められ、基礎および応用研究が行われている。本シンポジウムでは、直流から高周波までのコネクタおよび電気接点に関連する最新の研究動向について議論する。また、今後の展望について意見や情報交換を行う。
CS-4 現在および将来における情報ストレージ技術の要素技術
デジタルメディア、及び、スマートフォン等のモバイル端末の爆発的普及に伴い、情報ストレージ容量への要求も爆発的に増加し続け、数年後には年間ゼタバイト(10の21乗バイト)を超えることが予想されている。このため、情報ストレージを支える基盤技術として、磁気記録技術、光記録技術等、およびそれを実現する要素技術・システム技術は、活発な研究開発が進められている。本シンポジウムでは、磁気記録技術、光記録技術等、および、それらの要素技術の最新動向について情報交換を行う。
CS-5 有機分子の特性を活かした材料評価技術とセンシング技術
地球環境問題はじめとした社会問題の解決のため第一歩として、その状態を可視化することが重要である。情報通信技術+センサデバイスは、可視化のための強力なツールとなりうる。本シンポジウムでは、有機エレクトロニクスを活用した材料評価技術やセンサ技術を中心するものである。
CS-6 エレクトロニクスシミュレーション技術に関する最新動向
近年、電子情報通信工学の分野においてシミュレーション技術の重要性、有効性が増して来ている。本企画では電波、光、環境電磁、半導体、アクティブ/パッシブ素子および回路、弾性波、熱などエレクトロニクス技術を支えるシステムに関するシミュレーション技術に関する最新の成果の発表を目的とする。
BCS-1 新たな展開をみせる無線電力伝送技術とそれを支えるデバイス
無線電力伝送技術は、従来から使われているマイクロ波による伝送のほか、近年急激に立ち上がりつつある電磁誘導型や共鳴型等の新たな手法の研究が進捗しつつある。これらの技術は一方では家庭内の電源を含めたワイヤレス化から、宇宙太陽発電衛星に至るまで、幅の広い応用分野と広大な市場の可能性を秘めている。本シンポジウムにおいては、このような無線電力伝送技術の新たな展開、およびそれを支えているデバイス技術に関して講演を募集し、これらの研究者・技術者に情報交換の場を提供する。
情報システムソサイエティ
DS-1 COMP学生シンポジウム
DS-2 エージェントと社会性
ADS-1 最新の3D映像技術とその品質評価
BDS-1 クラウド時代の情報通信サービス品質
計算理論分野で優れた研究を行うためには、テーマ間にわたる幅広い視野を持つことが非常に重要である。世界ではそのような広い視野を持った研究者が学会のリーダーとして研究動向を動かしている。したがって、異なるテーマで研究を行う学生同士の情報交換を行う事がハイレベルな研究者の早期育成に非常に大きな効果をもたらす。
本シンポジウムは、学生のみの講演からなる公募シンポジウムであり (共著者は一般も可)、特定領域研究「新世代の計算限界 (NHC)」とのコラボレーションとして2006年にスタートした。その後5年間、毎年たくさんの発表があり、大変成功を収めている。本大会でも、学生に研究交流の場を提供し、若手研究者の育成を図る。
エージェント/ロボットが人間と同じ生活空間で活動する時代になりました.これらの自律システムが人間とよりよい共生時代を築くためには,人間の社会性に学ぶ必要があります.そこで,本企画セッションでは,エージェント/ロボットと人間のもつ社会性に関する,理論的・実証的研究,各種応用システム開発事例などの発表を広く募集します.たとえば,以下のようなテーマが該当しますが,これに限定されるものではありません.人間と円滑なインタラクション行うエージェント,人間社会とエージェントの関係性,人間集団とエージェントとのインタラクション設計,人間の社会性,複数のエージェントが人間に与える影響,説得するエージェント.エージェントによる雰囲気,空気を読むエージェント,気の利くエージェント.
近年、3Dディスプレイが一般家庭に普及し始めています。また、超臨場感システムに関しても3Dを中心にその研究が進められています。一方で、MPEGでは自由視点を構成するための新しい符号化方式の標準化が進められており、符号化方式の選択にあたってはその画質・符号化効率は分けて考えることはできません。このようなタイミングで、3D画像の入力・処理・符号化・伝送・評価に関連する技術者が一堂に会して、互いの最新の研究成果を共有し、今後の展望について議論します。
新たな情報通信サービス基盤としてクラウドコンピューティングによるサービス提供が普及しているが、利用者の観点からのサービス品質の評価・管理・制御技術の検討はまだ不十分である。そこで本シンポジウムでは、クラウド時代の情報通信サービスを、ネットワークから計算資源、データ、その上で動作するアプリケーションまで含めた総合システムとして捉え、その品質に関する議論を行う。具体的には、クラウド基盤上の情報通信サービスを支える仮想化、ライブマイグレーション、データベース管理、モニタリングなどの各種技術から、SOAやアプリケーションレベルでのサービス選択・連携、SLA、知財・ポリシー管理まで、広く論文を募集する。
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