電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-15-15
風触覚・嗅覚を提示可能な映像表示装置とVR涼風機の癒し効果
伴野 明・◎財前昌幸・西口 葵(東海大)
映像や音響に風触覚や嗅覚刺激を提示すると、利用者はこれら複数の刺激情報によって作られるコンテンツを手掛かりとしてエピソード記憶を想起し、当該情報空間に現実を感じやすくなる。そこで、臨場感向上を狙いとして風や香りを放出できる映像表示装置KMMDを試作した。この装置の有効性を示すため、そよ風を感じる映像と風触覚、更に、爽やかな香りを提示し、このときの清涼感を評価した。映像で感じる風の方向に実際の風を連動させると臨場感、清涼感は高まることを明らかにした。また、クロスモーダルな現象に着目し、清涼感が増す要素の組み合わせや体感温度に及ぼす影響などについて考察する。