電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-15-7
胃X線像を用いたHelicobacter pylori感染の判別
◎吉川憲次・阿部孝司(近畿大)・南 昌秀(東大)
本研究では,Helicobacter pylori (Hp)の感染を診断支援するため,胃X線像を用いたHp感染の有無判別を行う手法を提案する.本手法では,白黒濃淡画像の胃X線像に対し,胃の表面に存在する襞を認識した後,襞の分布と襞の形状を表す複数の特徴量を算出し,これらを変量として判別器により健常と異常を判別する.提案手法を画像106枚に対して複数の判別器を用いて実験した結果,健常症例の適合率以外は概ね80%を越えており,本手法の有効性を確認した.